セラミック・銀歯・プラスチックの違い
こんにちは、兵庫県芦屋市の中山歯科です😊
今日は補綴物（セラミック、プラスチック（樹脂）、銀歯）についてお伝えします。
この３種類のうち保険内で治療することのできる材料はプラスチック（樹脂）と銀歯になります。
まずはプラスチック（樹脂）からご説明します。
プラスチックの特徴
・保険がきくため比較的治療費が低い
・白いため見た目がキレイ
・金属アレルギーにならない
・耐久性に欠けている
・吸水性なので変色しやすい
などが主な特徴としてあげられます。
プラスチックは見た目が白いため、特に女性の方や審美性を求める場合にはオススメできます。
しかし耐久性がないため、噛み合わせが強い人や、むし歯の範囲が大きい人には不向きな材料になります。
銀歯の特徴
・保険がきくため比較的治療費が低い
・耐久性がある
・審美性に欠ける
・再むし歯になりやすい
・金属アレルギーを発症する可能性がある
銀歯は耐久性がしっかりあるため、欠けたり割れたりすることはあまりありませんが、むし歯になりやすいという欠点があります。
金属は時間とともに劣化し、錆びてきます。
そのため銀歯と歯の小さな隙間からむし歯になりやすく、中で大きくむし歯は広がり、銀歯を外すと歯がほとんど残っていないというケースもあります。
しかし決して銀歯で治療するとことが悪いことではありません。
なので特に銀歯の場合は定期検診でしっかり見てもらうことをオススメします。
セラミックの特徴
・審美性に優れている
・耐久性がある
・再むし歯になりにくい
・金属アレルギーにならない
・自費のため治療費が高い
セラミックは審美性、耐久性、再発リスク全てにおいて優れています。
保険の材料に比べると再発リスクは大幅に抑えることができます。
先のことを考えしっかりと治していきたい方にはオススメできますが、１００％むし歯にならない材料というわけではありませんので、毎日のブラッシングと定期検診は欠かせません。
むし歯の範囲や歯の質、またこれから先のことを踏まえてどのような材料を使って治療するかは主治医の先生としっかりと相談して決めていきましょう。
むし歯治療で何かお困りのことがあればご連絡ください。
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